消防豆知識

セーフティプラザでは蓄圧式消火器をお勧めしております。

加圧式と蓄圧式消火器の違い

セーフティプラザお奨め 破裂しない蓄圧式消火器

IHクッキングヒーターで火災!?

少量の油で揚げ物してませんか?

揚げ物中に発火してしまったら...

消火方法とやってはいけない事

消防車は火を消すだけではありません。

マイナス伸梯(しんてい)ってご存知ですか?

消防車の色は赤じゃない!?

道路運送車両法によると...

加圧式と蓄圧式消火器の違い

  加圧式消火器 蓄圧式消火器
概要 レバーを握ると、針が加圧式用ガス容器の封板を破封し、加圧用ガス容器内の加圧式用ガスが、ガス導入管を通り、粉末消火剤を攪拌し、圧力源となって、消火薬剤とともに 吐出管・ホース等を通り、ノズルより放射する構造となっています。 本体容器内には、消火薬剤とともに放射圧力源となる窒素ガスが常時蓄圧されており、レバーの操作によって吐出管、ホースを通って消火薬剤がノズルより放出されます。圧力源の窒素ガスの蓄圧状態が、指示圧力計によって外部から見えるようになっているため、ゲージの針が規定の部分にあるかの確認が簡単にできます。
断面図 断面図 断面図
構造 放出時、炭酸ガスボンベにて加圧 常時、窒素ガス蓄圧
日常点検 外観で判断(実際に使用しないと分からない) 指示圧力計により状況を確認
安全 容器腐食の場合、瞬間圧により破裂の可能性 容器腐食の場合、自然に圧力減少
詰替え 対応可能 対応不可(もしくは高値)
放出性 気温差によりつまる恐れがある 耐候性があり放射不能の心配がない
放出状態 加圧直後が最高圧力 均一放出
操作性 力が必要(8.0Kg)
子どもや高齢者には使いづらい
小さな力で操作(2.5Kg)
耐用年数 概ね10年程度
特記事項 現在メーカー(販売業者)では蓄圧消火器の円滑な普及(生産移行)を促進している。

わかりやすく説明しますと加圧式はレバーを握ることにより内蔵されているガスボンベのガスを一気に放出して内部に強力な圧力をかける為、本体に腐食や劣化があったり、キャツプの緩みがあると破裂事故が起きる可能性が高いということになります。(実際に死亡事故も起きています。)

セーフティプラザお奨め 破裂しない蓄圧式消火器

■初田製作所製PEP-10C(業務用消火器)
■型式番号:消第23~101号
■サイズ:高さ470×全幅約200mm
■重量5.0Kg
■薬剤量:ABC粉末3.0Kg
■放射時間:約15秒(於20℃)
■放射距離:約3m~6m(於20℃)

メーカー希望小売価格:16,740円(税込)のところ 特価にて販売中!!
お買い上げの際には老朽化した消火器の引き取りも致します。

IHクッキングヒーターで火災!?

全てのIHクッキングヒーターに過熱防止機能や温度センサーなど何かしらの安全装置が搭載されていますがそれでも火災が発生するケースがあるのをご存知ですか?
少量の油で揚げ物をすると鍋底の温度上昇に比べ油の温度上昇が非常に早く温度センサーが正常に機能しない事があります。また、使用する鍋の底にへこみや歪みがある場合も同様です。
100ccの油で2分半程度の加熱で300℃を越えて発火する事もあるそうです。
しかし、発火に至る前には相当な量の白煙が発生するのです。
その事をふまえて揚げ物をする時には
  • 絶対にその場を離れない(発火する前に気付けます)
  • やむを得ずその場を離れる時はスイッチを切る。
  • 鍋底にへこみや歪みがある物は使用しない。
事が大切です。

揚げ物中に発火してしまったら...

では実際に揚げ物中に発火してしまった場合の消火方法です。
  • 消火器を使用する場合

    慌てていきなり鍋の中心に放出するとかなりの勢いで油が飛び散り火傷や延焼の可能性がありますから少し 離れた所から壁などで薬剤をリバウンドさせて油面を覆うように使用してください。 放出の勢いが弱まってから鍋の中心へ放出して消火しましょう。
    ※粉末消火器は冷却効果が少ない為、再燃する可能性がありますのでふたなどをして空気の遮断をして下さい。 尚、種類や大きさにもよりますが一般的な粉末消火器で放射時間は15秒程度、放射距離は3〜6m程度です。

  • 濡れタオル・シーツを使用する場合

    水で濡らして水滴がたれない程度に絞った大きめのタオルやシーツを手前から炎を押さえるように鍋全体にかぶせます。
    ※柄の長い鍋などの場合はひっっ繰り返さないように注意してください。

  • 鍋のふたを使用する場合(炎があまり大きくない場合)

    鍋全体を覆えるふたで手前から炎を押し出すようにふたをし、油面を密閉します。 ※ふたの横から炎が飛び出す可能性もあるので注意してください。

★これらの初期消火をしたにもかかわらず、天井まで炎があがったら速やかに避難して119番通報をしましょう。

反対にやってはいけないことをあげてみましょう。

  • 水をかける

    水が一気に沸湯して水蒸気になり、油が飛び散り炎が拡大します。

  • 鍋を移動する

    ありえない行動のようですが、 人間慌てるととっさに鍋をつかんでしまったりしてしまいます。火傷を負ったり鍋を落として延焼の危険大です。

  • 乾いた座布団や毛布をかける

    一瞬火が消えたように見えますが内部でメラメラ燃えて座布団や毛布に火が燃え移ります。

ビショビショに濡れたタオルをかぶせる

水滴が鍋の中に入ると水をかけた時と同じ様な現象になります。

マヨネーズを入れる

諸説で冷却効果や窒素効果が期待できる等あるようですがよほど上手くいかない限り効果は期待できません。
それどころか、「火に油を注ぐ」状態にもなりかねません。
(神戸市でマヨネーズ消火法に失敗して木造2階建全焼なんて事例もあります。)

消防車は火を消すだけではありません。

消防のシンボル的車両の「はしご車」のはしごは10mから50mまで伸びるタイプがあります。 現在の「はしご車」はマイナス伸梯(車体よりも下にはしごが傾く)が可能になり河川の中洲に取り残された人の水難救助 でも使用されます。

消防車の色は赤じゃない!?

「緊急自動車の車体の塗色は、消防自動車にあっては朱色」と定められています。 肉眼で見る限り、赤色に見えるほうが圧倒的に多いと思いますが法令上は朱色という事になってるようです。