家庭的な雰囲気でのケアが利用者の精神安定や認知症の進行が抑えられるという理念から、グループホームは増加の一途をたどり今では10年前の16倍、数にして、およそ1万1000カ所余りあり、利用者数はおよそ16万3000人となっています。 それと同時に痛ましい死亡火災事故も後を絶ちません。

 

出火年月日 出火場所 事業所名 死者数 建物述べ面積
平成18年1月8日 長崎県
大村市
グリーンフォーム
「やすらぎの里さくら館」
7 279.1㎡
平成21年3月19日 群馬県
渋川市
高齢者入所施設「たまゆら」 10 387.9㎡(3棟合計)
平成22年3月13日 北海道
札幌市
グループホーム「みらいとんでん」 7 248.43㎡
平成25年2月8日 長崎県
長崎市
グループホーム「ベルハウス東山手」 4 581.85㎡
(グループフォーム部分259.64㎡)

上記火災事故で、社会福祉に貢献していたはずの事務所の代表や理事長が書類送検や実刑判決等の判例が出ています。

総務省消防庁によりますと、平成13年~22年までの間での死者数を火災100件あたりで比例すると病院・診察所で1.3人、ホテル・旅館で1.7人ですが社会福祉施設は約3倍の4.9人にのぼります。

更に延べ面積が300㎡未満の施設に限るとなんと20.6人にもなるのです。

 

このデーターからみても社会福祉施設を運営するという事は他業種に比べ火災に対してより一層のリスク管理が不可欠だという事になります。

では防火・防災対策をどのようにしたら良いのでしょうか!?

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セーフティプラザでは設備の点検といったハード面は勿論のこと、いざ火災が起きたときに、いかにして被害を最小限にくい止めるかなどのアドバイス・サポートといったソフト面においても力を入れて、お客様と共に利用者様の安全で安心な日々を作り上げていきたいと考えております。